ラベル 4.リサーチ・デザインの妥当性 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 4.リサーチ・デザインの妥当性 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年8月11日火曜日

4-1. リサーチ・デザインの妥当性

良い測定法を用いても、リサーチ・デザインの妥当性に関しては、注意が必要!この章では、リサーチ・デザインの妥当性に関して説明します。 








2020年8月9日日曜日

4-2. リサーチ・デザインの外的妥当性

特定のマーケティング・リサーチについて、別の集団に当てはめた場合でも同様の結果を得られるか、つまり、一般化できるかの程度を「外的妥当性」と言います。






「外的妥当性」を保つためには、「選択バイアス」を極力無くすことを心がける必要があります。




ちなみに、測定値に含まれる誤差は、「系統誤差」と「偶然誤差」に分類でき、「系統誤差」を「バイアス」とも言います。




2020年8月7日金曜日

4-3. 標本抽出

外的妥当性は、標本を正しく抽出することで保たれます。

母集団から標本を抽出する方法は、「確率抽出」と「非確率抽出」に二分されますが、外的妥当性をには、「確率抽出」を選択しなくてはなりません。





2020年8月5日水曜日

4-4. 確率抽出

確率抽出には、下記の方法があります。特に「層化抽出法」は、良く用いられる方法ですので、しっかりと身に付けておきましょう。








2020年8月3日月曜日

4-5. 住民基本台帳を使わない確率抽出

2006年(平成18年)11日、住民基本台帳法の改正により、公益性のある統計調査・世論調査・学術研究、公共的団体が行う地域住民の福祉の向上に寄与する活動、官公署が職務上行うとき以外の閲覧許可は下りなくなりました。

そのため、企業等の民間は、事実上、非確率抽出を利用せざるを得ない状況になったのですが、工夫により確率抽出も可能であることを説明します。








2020年8月2日日曜日

4-6. 非確率抽出

 マーケティング・リサーチを外注すると、特にインターネット・リサーチでは、割当法(クォータ法)を提案されることも多いのですが、これは「非確率抽出」であることを認識しましょう!









2020年7月31日金曜日

4-7. 非確率抽出と選択バイアス

非確率抽出、すなわちインターネット調査やビッグデータ(星野崇宏の「集まるデータ」)では、選択バイアスを補正する必要があります。

事後層化、レイキング、キャリブレーション推定、傾向スコア、差分の差分析…、様々な方法がありますが、詳細は改めて「応用編」で解説しようと思います。



 

2020年7月30日木曜日

4-8. リサーチ・デザインの内的妥当性

別の集団に当てはめた場合でも同様の結果を得られるか、つまり、一般化できるかの程度をリサーチ・デザインの「外的妥当性」と呼びました。

一方、解析で得られた変数間の因果関係が頑健である程度のことをリサーチ・デザインの「内的妥当性」と言います。つまり、従属変数と独立変数の関係が第3の要因の影響を受けない程度を表します(星野崇宏「マーケティング・リサーチ入門」より

     において、独立変数、 従属変数という。

この第3の要因の影響を除去することができる、内的妥当性が最も高いリサーチ・デザインが無作為化実験(RCTRandomized Controlled Trial)です。







2020年7月29日水曜日

4-9. マーケティングにおけるRCTの例

内的妥当性が最も高いリサーチ・デザインが無作為化実験(RCTRandomized Controlled Trial)といっても、従来は、厳密なコントロール下に置かれた医薬品の治験以外では、なかなか行うことができませんでした。

しかし、2008年にオバマ大統領が選挙資金をWEBサイトで集める際に応用されるなど、実社会においてもRCTを積極的に試みる例が出てきました。

それらで最も発達しているのが、ネット・マーケティングのABテストです。ページ元のWEBページに対して変更を加えたテストパターンを用意し、ユーザーをそれぞれのページに振り分けどちらがより高いCVRを得られるのかを統計学で検証するWEB改善(CRO)の手法であり、プロセスです。





2020年7月28日火曜日